特別展「きもの KIMONO」に行ってきた・1 事前情報と入館まで

上野の東京国立博物館平成館で2020年4月14日(火)~6月7日(日) に行われるはずだった「きもの KIMONO」に行って来ました。
新しい会期は2020年6月30日~8月23日の予定です。7/28から後期で一部の展示替えがあります。

行くと分かりますが、メトロポリタン美術館とボストン美術館から貸し出し予定だった作品は展示されていません。仕方ないとはいえ、プリントしたものが貼ってあるスペースを見ると残念に思ってしまいます。
それと、奈良・大和文華館蔵の「国宝 婦女遊楽図屛風(松浦屛風)」は、7月5日(日)までしか展示されません。迫力ある大きさの屏風ですし、色柄や小袖の着方や帯の結び方などなどもとても見応えがあったので、気になる方はすぐチケットを予約しましょう。

上で、すぐ予約しましょうと書いたのは、ふらっと行っても入れる確率が低いからです。
前売り券の類を持ってる人は日時指定券、何も持ってない人は日時指定付きの観覧券をあらかじめ購入することになっています。残が出たら当日券もあるそうですが、可能なら予約しましょう。
チケット予約サイトはこちら。
入場開始時間は、930~1630までの30分刻みです。例えば、930枠を取ったら、930~1000までの間に入場することになります。時間枠の開始のときは混むかもしれないので、半端な時間に行くことが推奨されています。私も半端な時間に行ったので、すぐ入れて好きなように見れました。開始のときどのくらい混むのかは分かりません。
入った後、出るのは観覧一時間半後が推奨されてますが、別に追い出されたりはしません。私はじっくり見たので三時間弱かかりました。そういう人がだんだん溜まるかもしれないので、朝のうち=早めの入場の方が混まないかもしれません。

あらかじめ前売り券を持っている人は無料の日時指定券だけ発行して、バーコードを画像で保存するか印刷して前売り券と一緒に持参します。名前や連絡先を入れるところもあるので(感染者が出た時の追跡の為なのではないかと思います)、入力は少し手間です。
ですが!この人数制限予約制のおかげで!!
空いてる!!
私語禁止だったりもするので、落ち着いてじっくり見られます。
もう一度、チケット予約サイトはこちら。

まず、JRの上野の公園口が移動していてびっくりしました。少し北に移動したので、改札を出るともう文化会館前です。車道を渡らずダイレクトに公園に入れます。

……見てもわからないか……。
3月20日に移動したみたいですね。

で、国立博物館入り口に付くと、まず全員ミュージアムショップに入ってチケット確認とマスクチェックと手指消毒と検温を受けます。そのあと入場。平成館の入口までまだ距離のある、初代館長の像のあたり?で、時間チェック。まだ入場時間じゃない人は本館に誘導されたり、待たされます。

東京国立博物館きもの展注意書き

入り口で日時指定のバーコードを見せ、チケットを切ってもらって入場。
展示室の手前に音声ガイド、600円。
借りる価値は……私は図録を買っていたので、音声ガイドは無くてもよかったです(開催されないかもと思ったときにせめて図録だけでもと思います。買った)。展示物の横とか図録とかに書いてある以上の説明が音声ガイドにあったかというと疑問です。しかも、音声は全部で20コマもなかったと思います。
途中で、IKKOさんの展示の見方アドバイスを聞いてみましょうと言われる場所があるのですが、言われるのが半分以上過ぎた場所です。途中ではなく最初に聞くように促してくれたらよかったのにと思いました。
国立新美術館のカルティエ展の音声ガイドが良かったので(しかも無料だった……)それと比べると残念に思えてしまいます……個人の意見です、ごめんなさい。

既に長いので続きはまた明日……あ、上に書いたこの展覧会の図録は、興味のある方は買って損はないと思います。これ、本?!みたいな立派な図録です。見応え読み応えがあります。

ではまた明日~。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です