車椅子、操作するのは誰なのか問題・1(固定の仕方の説明を読んで考えた)

都営バスの車椅子固定スペース付近に、車椅子の固定の仕方の説明ステッカーが貼ってあります。

見てお分かりの通り、たくさんのベルトや紐で固定することになっています。安全第一。
この固定の仕方、車椅子に乗っているご本人には出来ません。ということは、この説明文は介助者か乗務員さん向けです。実際にこの固定をするとなると、かなり時間がかかると思われます。乗務員さんがするなら停車時間が長くなりますし、介助者がするとしても停車時間は長くなるでしょう。今の都バスは着席可能な乗客が立っていると発車しないこともあるくらい安全第一なので(多分、立っていて転倒骨折した事故があったから)。推奨の固定をしていると、おそらくバスは遅延します。
実際は、ブレーキをかけてもらって、一番太い7~8センチのベルトを車椅子に二重に巻き付けてマジックテープで止めて固定しています(プラス、介助者が抑える)。ブレーキと二重巻きなら、車椅子を自走させている人が自分でもできる可能性が高いです。

結論として、都営バスでは、車椅子を使用している人自身にはできない方法を車椅子固定方法として推奨している(少なくともステッカーを作成した時点ではしていた)ということになります。

以上のことから、車椅子固定方法のステッカーを作成した時点では、、車椅子の人が自分で車椅子を固定するというのは、想定の一番目ではなかったということになります。車椅子操作の主体が、車椅子に乗っている人ではなく、乗務員さんも含む介助者であるという考えに基づいて作られたステッカーと言えるでしょう。
実際はどうかというと、安全第一の第三者による固定はほとんど行われていないのではと思います(私が見聞きした限りでは行われていたことは一度もない)

車椅子を操作する人についての話、続きます。


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