問題の主役は誰かと言うこと(アツギ タイツの日騒動で考える)

ご存知ですか、アツギのタイツの日騒動。
Twitterでタイツの日にちなんだイラストをイラストレーターさんに描いてもらうキャンペーンをやったら、そのイラストの扱いについての苦情が巻き起こって謝罪騒動にまでなった件です(詳しく知らないけど知りたい方は調べて頂けたらよいかと思います)。

問題になった理由とされていることが複数ありまして、どれに注目するかで人間性が量られそうで怖い話なんですが、個人的にはタイトルの「問題の主役は誰か」ということのズレが気になりました。

キャンペーンに採用されたタイツのイラストのほとんどは、いわゆる「萌え絵」です。好き嫌いは置いておいて、タイツを製造販売しているメーカーがタイツを履く女性目線ではなく、タイツを履いた女性を見る人目線で描いた萌え絵をキャンペーンに使ったことが最大の問題の一つだろうと私は考えます(タイツだけでなく、タイツを履いた女性もメーカーさんが商品扱いしてしまった←別に今後の購買層をそっちにするならそれはそれでいいんだけど、今までタイツを買っていた主要購買層だった女性の一部は確実に離れる:なぜなら自分たちを商品にしようとするメーカーの製品なんて気持ち悪くて履けないので)。

で、これをケアの世界に持ってきてみましょう(強引)。
「腰痛にならない介護」「持ち上げない介護」「力を使わない介護」など、現在は、語られる介助の主体は介助する側なことが多いです。
タイツ問題もそうですが、だれ視点かという問題は、問題も意識もしていない人にとっては「それがどうした」という話になりやすいものです。が、介助について見てみると、2025年にはいわゆる団塊の世代が75才以上の後期高齢者となります。人口で言うと、5人に1人程度が後期高齢者となるのです。
介助については、主役である介助される側の視点に目を向けていくことが今後ますます必要になっていくことでしょう。
……ということで、キネステティク・クラシック ネオを体験してみませんか。
現在、個人またはグループレッスンの形で基礎となるパーソナルレベルを行っています。

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