フィットネスセッション、ご参加ありがとうございました・言語化について、補足

今日午前中フィットネスセッションでキネステティク・クラシック ネオの講座を担当させて頂きました。
ご参加の皆様、ありがとうございました。
何かしらのお役に立てれば幸いです。

ところで、タイトルが「動きを言葉で伝える時に役立つ!キネステティク・クラシック ネオ」だったのに言語化についての説明が少し駆け足になり、御質問に充分お答えできていたかどうか…という終わりになったので、こちらで補足しておきます(ご覧にならないかもですが、ないよりはいいかなと)。
以下は一ファシリテーターの私見です。今日参加した方は、ご参考にどうぞ。

キネステティク・クラシック ネオで行う動きの言語化は、講座でお伝えした通り、「体験に言葉を付ける」ことです。
指導したり、体験を提供している時、適切な言葉を使うとか、適切な伝え方をすることで、伝わりやすくなることがあります。
例えば、キラキラ体操をやりましたね。あれを、「手をこうやって回して、キラキラ体操~」と言っていると、意図している「前腕の二本の骨による回外と回内」にならず、手を振ってる人が出たりします。
その時に、伝えたい人の状況によって、
・解剖学的な言葉で説明して伝える
・受講生さんに自分の前腕を触って貰って、動きを確かめて貰うことを通じて伝える
・指導側が受講生さんに接触と動きを提供して伝える
それにプラスして、
・それは日常生活の中でどういう時に使われる動きかを動いてみて貰って伝える
などを行いました。

解剖学は机上の論理ではなくて、私達の体についての学問です。なので、私達自身が動いてみて体験して確認すれば、ある程度は理解できるものです。
前腕に骨が二本あることを知らなくても、触って動かせば分かります。肩甲骨も触ってみましたよね。肩甲骨が背中でどう動くかは、触ってみれば分かります(自分の背中は触りにくいので、人のを触らせて貰いました)。
普段注意を向けないから気付かないだけで、意識して動かしたり触ったりすれば、フィットネスに参加するレベルの能力のある方なら、誰でも分かります。それが分かるように促すのが、指導側の役割のひとつかなと私は思います。

解剖学用語は難しいから簡単な言葉を使う、という場合ももちろんありますが、解剖学、特に動きに関わることは、誰しも自分の体の中に持っているもの、持っている動きです。私は昔、キネステではない学習の師匠に「クライアントは馬鹿ではない」と言われたことがありました(口が悪い表現で、すみません)。やれば大体分かります。分かるために必要なのが、動きの感覚です。「分かりません」という場合は、動きの感覚を感じることが鈍っている場合があります。その時は感覚を感じる方を支援する体験を提供します(講座の中で指を一本ずつ動かしたのがそれにあたります)。

まとめると、動きを伝えるのに必要なものは、
・感覚、感覚が鈍っていればまず感覚を知覚する体験を提供すること
・必要な解剖学の理解のきっかけを提供すること
・適切な動きの理解のきっかけを提供すること
・上記をどのように伝えれば伝わるかを伝える側が工夫すること
……のような感じになるでしょうか。

これらを私は今日体験講座として提供しました。
提供するときに具体的にどうするかは、キネステティク・クラシック ネオではファシリテーター養成のレベルの話になります。
今回は言語化の入り口を体験という形で提供致しました。もし言語化する事自体にご興味がありましたら、キネステティク・クラシック ネオのパーソナルレベルから順番に受講して見て頂けると、徐々に理解して頂けるのではないかと思います。

……書きすぎ?(゚∀゚ゞ)
とりあえずまあいいやということで、以上です。
関係者の皆様、大変お世話になり、ありがとうございました!

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