私はどれを受けたら良いの?という方へ、キネステティク・クラシック ネオ受講のチュートリアル~介護や看護、運動指導や施術など、身体のことを仕事にしている人編

前回も書きましたが、キネステティク・クラシックが、ネオ版に進化しました。
それに伴って、

「キネステ受けてみたいんですけど、私、介護関係ないけど受けていいんですか?」
「仕事で一日何時間もパソコンに向かっているので肩がバリバリです」
「看護で腰が痛い私はどれ受けたらいいんでしょう?」
「仕事で介助してるんですが、言われたとおりにやるんじゃなくて、もっと創造的に、その人に合わせた介助がしたいんです」
などなどの方へのご案内を、書き直しました(単にチュートリアルと言う単語を使ってみたかった)。
こちらは、介護や看護、リハビリ、運動指導、施術等の、身体に関することを仕事にしている人、またはからだマニア編です(仕事にしている人もセルフケアは必要なので、昨日の一般の方向けのページもご覧ください)。

以下、最新の予定のとこにも書きましたが、とっつきやすい順に並んでいます。つまり、後の方になるほどマニア度が高くなります(?)
昨日も書いていて今日も書いている項目がありますが、読む人が違う立場であることを想定して、内容の説明も違っています。
日程については、最新の予定をご覧ください。

やりたいことを叶えるための動きの道具・キネステの概略を知りたい方へのご案内編
キステざっくり体験会
『動きの革命 キネステティク・クラシック』をテキストに使って、キネステティク・クラシック ネオってどういうもの?ということをざーーーっと俯瞰で眺める読書会+ちょっぴり体験会です。
どなたでも受講できます。ただし、これだけでキネステを日常や仕事で使いこなせるようになるのは難しいでしょう。
このざっくり体験会、最初始めたときは単なる入門編と考えていましたが、今では一般の方というよりケアを仕事にしている方向けだと思っています。介助に携わったことが無いと、本を読んで少し体験してみただけでは、イメージが湧かないからです(でも、受けたい方がいらしゃったら、断りませんが)。
キネステティクス(R)や他のキネステの経験者の方が違いを確認するために受けたり(今までにその目的で来た方は全員、その後でパーソナルレベルを受講されました)、事業所内でキネステを取り入れたいという方が上の人にどんなものなのかを説明するために受けに来たりということがあったりします。

キネステがどういうものか、しっかり知りたい方向けの入門編
キネステしっかり体験会兼キネステティク・クラシック ネオ パーソナルレベル ユニット1】3時間5000円(税抜)+テキスト代
こちらはキネステティク・クラシック ネオの基礎講座であるパーソナルレベルの最初のところを、体験会としても行うというものです。誰でも受講できます。
最初の、一番重要ともいえる部分をじっくり3時間かけて行います。
読書会的なざっくり体験会が2時間半なのに、全体の6分の1を体験して学ぶしっかり体験会は、3時間。どれだけじっくりか分かりますよね。
パーソナルレベルの内容と共通なので、こちらを受けると一年以内にパーソナルを受講する場合は続きから受けられます。仕事にしている方は、まず試しに受けてみる入り口として使うとか、キネステを知って欲しい誰かを誘ってみるという使い方もいいと思います。ユニット1を行った後にユニット2を行う予定になっている日に参加した場合は、体験会としてユニット1を受けて続きを受けたいということになれば、そのまま連続コースに変更していただくことができます。

キネステを、自分を知って楽に動くための道具として使う基礎編
キネステティク・クラシック ネオ パーソナルレベル】3時間5000円(税抜)×6回+テキスト代(一括割引あり)
これは、本当は義務教育に入って欲しい。
これから急速に超高齢化社会に向かう日本では誰もが知っておいたほうがいい内容です。
自分で動きを体験しながらその体験と言葉を結びつけることを学びます。誰でも受講できます。
例えば、「楽」とか「安楽」という言葉があります。私たちはどういうときにそう感じるのでしょう。そういうことを体験しながら、言葉で表すことを学習します。キネステは動きの言語化ですが、言語化するということには、さまざまなメリットがあります。詳しいことは改めて書きますが、仕事で記録を残して共有しないといけない立場の方は、言語化することの重要性がお分かりになると思います。
例えば、「●●さんは右外踝に褥瘡(床ずれ)が出来ている」という事実があったとき、それについて日常でその場所にそれ以上圧がかかり続けないようにするためにどういうケアをしたらいいか、記述できますか?
「え、いつもやっているとおりにしたらいいんじゃないの?」というのは、職業人の姿勢ではありません。人は一人ひとり違いますし、状況も状態もその都度違うでしょう。
なぜそれをしなくてはいけないか、この人には今何をしたらいいかの理由が読んだくれる他の人にも分かるようにきちんと理由が説明できなければ、記録する意味がありません。
それが、言語化をする理由のひとつです。

キネステを、自分以外の人と動くときにも使ってみたい人への応用編
キネステティク・クラシック ネオ サポーターレベル】三日間350000円(税抜テキスト代含む、分割払い制度なし)
パーソナルレベルで、自分のからだを使って、動きを言語化することを学びました。それを基にして、応用編では逆向きに、動きを分析する道具として言葉を使いいます。パーソナルレベルの知識を使うので、パーソナル既習であることが受講の要件になります。
具体的には、動きによって起こる誰かの困っていることを、パーソナルで理解した動きの言葉で分析し、解決が可能かもしれない策を考えます。可能であればそれを実行してどうだったかをフィードバックしてもらって、うまくいかなかったようであればうまくいかなかったのは何故かを分析して、また策を考えます。
最終的には、これを自分一人でも使えると、臨機応変な対応が出来るようになります。また、同じように動きの言葉を使える人との間で、起こったことや対応を共有することが出来ます。
例えば、これは実際に聞いた話ですが、キネステティク・クラシック ネオを学習中の方がお二人いる職場で、お一人が利用者さんの体位を整えてその日の勤務が終わりました。そのあと出勤してきたもうお一人が記録を見る前にその環境整備を見て、「この方はこういう状態だから、これは●●さんがこういう意図で体位を整えたんだな」と理解して引き続き環境整備を行った、というようなことが起こります(もちろん、文字でも同様に共有できます)。
運動指導を行う方の場合、キネステを使うと、「なぜあの人はこれができないのか」を理論的に説明して理解し、生徒に説明する言葉として使って、指導に生かすことが出来ます。誰かが何かのポーズや動きが出来ない時、「ここが固い」とか「タイミングが遅い」とか「慣れればできるようになる」とか「まだ必要な筋肉がついていない」とかの、受講者が聞いてもわかったようなわからないような指導(※上記は全部、いろいろな運動指導の場において私が指導者の方々から言われたことがあるものです)ではなく、キネステでの言語化によって、根拠と理由のある誰にでも理解しやすい指導が出来るようになる可能性があります。
話がわかりやすくなることで、生徒が楽しく運動できて評判がよくなり、受講希望者が増えるかもしれません。

そのほか、既習者向けの復習会、再受講も行っています。

また、現在までのところ東京では行っていませんが、サポーターレベルを修了した方で、キネステティク・クラシック ネオを誰かに伝えることを行ってみたい方は、ファシリテーターレベルを受講することが可能です。三日間×三回の九日間のコースで、NKA理事が教育に当たります。今までに、広島・沖縄・石巻で行われています。
ファシリテーターレベルの予定については、NKAのページをご覧ください。NKAの会員になっていただくと、そういった情報や、活動状況や実例が載った会報が届きますので、キネステティク・クラシック ネオにご興味のある方は、入会されると確実かもしれません。

以上の、最新の予定につきましては、こちらをご覧ください。

お問い合わせがありましたら、こちらからお気軽にどうぞ。

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