医療関係者の方、今までのキネステを使い続けていて、患者さんへの責任を果たしていると言えますか?(キネステティク・クラシック ネオの話)

昨日書いたように、飛行機か?新幹線か?と迷いながら、広島に行って来ました(結果的に帰りの飛行機は欠航になったので新幹線とってて良かったです、新幹線も遅れたけど)。
目的は、キネステティク・クラシック ネオのファシリテーター講習受講のためです。

キネステは聞いたことあるけど、ネオって何?と疑問の方もいらっしゃると思うので簡単に説明します。
まず、今までのキネステティク(キネステティクス®を含みます)は、動きの言語化に有用なツールではありましたが、解剖学などの近接学問領域と矛盾している点がいくつかありました(個人的にその代表例は、腕と胸郭の間を腋とか肩とか表現しているのに、動きの点からみると腕は前は鎖骨から・後ろは肩甲骨からと、明らかに矛盾したダブルスタンダードな説明が行われていたことです)。そのほかにもいくつかあった矛盾や曖昧さを、解剖学や進化発生学などを使い、明確な再定義が行われました。
また、ファシリテーターとして活動するのに必要な、教育や心理に関する内容が付け加えられました。ある内容を理解していることと、それを伝えると言うことは、同じではありませんよね。伝えるためには伝える人間としての素地が必要になります。そのための講習がプラスされています。これは、キネステティクス®には無かったものです(なので、伝えてとして必要な技量は個々人がそれまでに獲得したものや新たに個人的に学習したものに拠っていました。つまり、かなりバラつきがあったのです)。

こんなことを書くと非難に聞こえる人も居るかもと思いつつ、ほんとのことなので書いちゃいますが、医療関係者で「科学的観点から矛盾した点を改めた」と聞いても今までの内容の方が良いと思っている人が居るとしたら、頭を冷やしてよくよくご自分の良識と良心とプロ意識を省みたほうがいいと思います。
医療は、本来は、科学的なものですよね。その医療界に居るのに科学以外の物差しで計られた矛盾のある内容を人に語るのは、もはや罪ではないでしょうか。
「看護師さんが言ったから」「リハビリの先生が言ったから」「お医者さんが言ったから」というのが一般の人にとってどれだけの権威や強制力(と言って悪ければ、信頼性)があるか、ご存知ですか?
クラシック ネオ以外のキネステを勧めている医療人のみなさんは、もっとご自分のされていることに、責任を感じたほうが良いと思います。
この世に無いなら仕方ないですが、より矛盾の少ないキネステが、既にここにあるんですから。
私は曖昧さを許容する鍼灸マッサージ界の住人なので私が何を言っても信憑性が薄いでしょうが、現に、医療職のファシリテーター仲間が何人も「やっと腑に落ちた」「なんか安心した、これでちゃんと伝えられる」「変えるのは大変かもしれないけど、こっちの方がずっと良い」「こうなって良かった、もっと早くこうなっても良かった」と呟いていました。

ネオじゃないキネステを伝えている方々もきっと、「楽になった、ありがとう」と言われていることでしょう。私も言われてましたから。でも、もっと楽に合理的に矛盾なく日々を過ごせる、アップデートされたキネステがあるんです。
知らないなら仕方ないけど、知っていて取り入れないのは、もったいない。
増して、改良されたものがあるのにそれを無視して今までどおりの習慣的な凝り固まった知識を人に伝えているならば、もったいないを通り越して、損失を拡大していることにもなるのです。
プロなら、それを自分に許してはいけないんじゃないでしょうか。
気が付いたら学び直す機会はいつでもあります。旧キネステの信者の方も、ぜひネオを学んで、世界を広げていただければと思います。

ということで、私は私の責任を果たしたいと思います。
ネオ以前のキネステティク・クラシックを受講した方向けに、補講を行います。日程は明日のブログにて。
その後の疑問の解消や復習も兼ねて、ぜひおいでください。

 


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