年取って背中が丸くなるのは、防げるのかもしれない話

昨日から大正大学で、フィットネスセッションが始まっております。昨日は一日中、NKA 日本キネステティク普及協会学術担当理事である澤口先生ことさあさんの講義に参加しておりました。
ま、曲がってる…すみません。

さあさんの講義は毎回違う知見や体験が加わるので、今回もとても素晴らしかったです。招聘されたフィットネスセッション事務局様にも御礼を申し上げたいです。

いろいろあった中で、一つ世の中の誤解があることについて覚え書きたして書いておきます。それがタイトルの「年取って背中が丸くなるのは防げるかもよ」ということです。
円背という言葉があります。専門用語です。
ざっくり言うと、背中が度を超えて丸くなっている人のことを言います(ざっくりすぎ)。お年寄りで時々いらっしゃいますよね。
で、講義の最後の方に、円背には円背にあった車椅子があるという話がありました。これは、円背を埋めるとかではなくて、キネステティク・クラシック ネオで言うのと同じく、姿勢を支援して動きを楽にできる車椅子、ということです(この辺については世の中の環境整備の考え方とキネクラネオの考え方はかなり違いますので、知りたい方は明日のフィットネスセッションに来て聞いて頂くかパーソナルを受けて下さい)。
で、講義のあと円背の人についての質問をいくつかしました。ひとつが、円背が起こる原因は何かということです。
昔は結核から来る脊椎カリエスが多かったが、今一番多い原因は圧迫骨折、とのことでした。
で、ここで「骨折か~、骨折なら仕方ないよね、骨弱くなるしね」となるのが普通なのかもしれませんが、キネクラネオを学んだ人はそう言いません。
「座り方を見直してたら違ったかもですね」
と言います。
環境や座り方の習慣などで毎回半分墜落のように座ってる方、いらっしゃいませんか。
座れればいいや、どーん!…と座っていると、骨に過剰な衝撃が掛かります。それが積み重なると、先々圧迫骨折のリスクが高まります。
自分でやっていなくても、介護を受けるようになって、放り投げられるように、墜落のように座らせられていたら、やはり同様にリスクが高まります。
お分かりでしょうか。
年取って背中が丸くなるのも、自分の日々の動きが作ってるのかもしれません。
年取って背中が丸くなるのも、自分の日々の動きが作ってるのかもしれません。

「年のせい」という前に(年のせいなら同じ年ならみんなそうなってるはずですよね)、自分のしていることを見直しましょう。

さあさん、毎回動きを見直すきっかけをありがとうございます。
昨日の体験を、明日のキネステティク・クラシック ネオの講座に生かせたらと思います(※同じようなことをするという意味では全くありません)。

キネステが気になった方は、体験会やパーソナルレベルにぜひどうぞ。

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