キャンセル料についてのQ&A

キャンセル料についてのQ&Aです。
キャンセル料につきましては、下記の通り規定を設けさせていただいております。

キネステのコースのキャンセルについて
セッションのキャンセルについて
が、このうちの主にセッションのキャンセルにつきまして、ご質問的なものがいくつかございましたので、直接お客様にお答えするとともに、今後同様のことがあった場合の参考として、こちらでもお返事をさせていただきました。
小心者なので、いつまで公開するか分かりませんが、ご理解の一助となれば幸いです。

Q:なぜ施術を受けて居ないのに、お金を払わないといけないのですか?

A:[概要] セッションの料金には、技術料の対価の側面、拘束時間の対価の側面、諸経費の発生という側面など、複数の側面があるためです。
[詳細] キャンセルされるということは、ご予約時には存在しなかった、何らかの事情が発生したということですね。世の中には思いも寄らぬさまざまな事情があることは自分の経験からも理解しております。ですので、キャンセル料はなるべく頂かない方向で考えたい。
考えたいのですが、セッションのご予約を頂いた以上、その時間にセッションをしていてもしていなくても、
・諸経費
・拘束時間には他の仕事ができないという意味での機会損失
などが、多かれ少なかれ生じてしまいます。
上記が少ない場合はそれほど問題はないのですが、諸経費や機会損失によって明らかに赤字になり、業として成立しなくなる場合もございます。
そういった場合の対応の為に、やむを得ずキャンセル料を設定いたしております(が、損失が少ない場合は、頂いてないこともあったりします)

分かりにくい考え方かもしれませんが、自営で仕事をしている人間にとって、時間はお金と同じです。
たとえば、
セッション2時間、前後移動時間などを含めて5時間拘束されて料金が10000円の場合、時給は2000円です(※高いように思われるかもしれませんが、訪問マッサージ師としての時給より格段に安いです)
キャンセルの場合、時給は0円です。
キャンセルで経費が1000円かかった場合、時給は-200円です。

お客様がキャンセルされた予約が入っていなかったら、他の方から施術の予約が入ったかもしれません。
または、すくなくともその日の仕事開始以前にご連絡を頂けていたら、待機ではなく休息時間に充てられたかもしれません。
その機会を、まるごと全部損失しております。
ご理解いただけると幸いです。

Q:では、そのキャンセル料は、次回の施術の予約に充てさせてください
A:無理です。申し訳ございませんが、上の内容を再度お読みください。

お読みになっても分からなかった方は、下記をお読みください。

キャンセル料は、「今回のご予約分に対する対価」です。
次回のご予約分には新たな料金が発生いたします。
もし、お客様のお申し出をお受けすると、私にとっては二回分のセッションを一回分のキャンセル料(一回分の施術の何分の一かの料金)で行ったのと同じことになります。
セッション2時間、前後移動時間などを含めて5時間拘束されて料金が10000円・キャンセル料がたとえば半額の5000円の場合、拘束時間5時間×2から換算する時給は、500円です。
ただし、経費が二回分発生いたしますので、経費を1000円とする上記の計算で行くと、5000円から2000円を引いて10で割りますので、時給は300円です。
言い方は悪いですが、キャンセル料は一種のペナルティでも有るわけですが、お客様の次回に回してというお申し出を万が一受けた場合、私の時給はキャンセル無しでセッションをした場合の六分の一以下です。
これならキャンセル料を頂かずに次回普通の金額でセッションをさせてもらった方がまだしも利益が出るということになります。
たとえ100%のキャンセル料だったとしても、その金額を次回のセッションに充てるということは、セッション代が半額になったのと同じです。

Q:人の為になることをやっているのに、どうしてキャンセル料を取るのですか?
A:すみません、おっしゃっている意味が分かりかねます。
念のため、私は一連のことをボランティアとしてではなく、仕事として行っております。

・・・書いていてむなしくなって参りました。
この辺でやめようと思います。
以上、現時点でのキャンセル料に関しまして、ご理解いただけると幸いです。


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